ヒロアシタマノミハムシ   無数の食痕の正体!

アズマネザサで見られる無数の食痕。(病気だと思っている人はいないよね)“フクロウ尾根”で偶然食痕の主を見つけた。小さな(約2㎜)オレンジ色のハムシであった。さらに“A畑”奥のアズマネザサでも見つかった。しかし愛用の「ハムシハンドブック」(文一総合出版)にそれらしきものはない。こういう時はインターネット。「ハムシ 笹」で検索すると笹を食べている「ヒロアシタマノミハムシ」が見つかった。また、「山登りで出会った昆虫たち とちぎの山 102山」という昆虫学者が書いた本にも「ササの葉をかすり状に食べるヒロアシタマノミハムシ」と書いてあったので間違いない。ちなみにこの本、〇〇ゾウムシ、〇〇コメツキといった聞いたこともないような虫の名前がこれでもかと出てきて、読んで面白いと思う人間が私以外にあと何人いるだろうかという代物である。面白いといえば昔、朝の通勤電車で「滅びゆく日本の昆虫50種」を読み始めたところ、面白過ぎて駅を3つ乗り過ごしたことがあったな・・・。(たのくろまめお)

“A畑”奥のアズマネザサ食痕
ヒロアシタマノミハムシ(A畑奥)
ヒロアシタマノミハムシ(フクロウ尾根)